下水道管路維持管理に関わる清掃、調査・点検や修繕など委託業務全般を承っています。
下水道管路内に土砂や汚泥などの堆積物が存在すると、
流下能力の低下による詰まりや溢水(あふれ)、悪臭、害虫、有毒ガスなどの発生原因となります。
当組合では高出力の高圧洗浄車(ジェットノズル)や強力吸引車(バキュームダンパー)などを使用して管内の清掃作業を行います。
清掃対象は公共・民間を問わず下水道管路施設全般となります。
本管、取付管、人孔、伏越し、ポンプ施設、雨水・側溝、農水路、宅地ます、排水管などあらゆる形状・分類に対応できます。
管路施設を長年供用していると、さまざまなダメージが蓄積され管体への亀裂(クラック)や破損につながる場合があります。
このような状態を放置していると木根の浸入、目的外の侵入水、接続不良、空洞化、陥没事故などの発生原因となります。
当組合では最新のTVカメラユニット(自走式・押込み式)や管口カメラなどを使用して管内の調査・点検作業を行います。
調査は一般的なモニター映像調査(不良判断)に加えて管路の流量、水密性、腐食劣化状況、空洞化、誤接合・送煙などの詳細分析調査にも対応できます。
また、国交省の登録技術者(調査・設計等)による巡視・点検・診断業務にも対応可能です。
調査・点検作業の結果から不良個所の状態と原因を分析、経済性(コスト)や作業効率を考えて最適な修繕方法を提案します。
注入・充填による止水工、部分的な内面被覆(コーティング)、耐震補強工などを安全・確実に施工します。
公共の下水道管のほかに民間工場や集合住宅(マンション)、商業施設などの排水管が対象となります。
円形パイプに限らず非円形・平面構造物の修繕にも対応できます。
排水環境や経年劣化・震災等により破損した管路施設を修繕することにより、最悪の事態(陥没事故)を未然に防止、都市のライフラインを守ります。
当組合は維持管理専門業者の幅広いネットワークを保有しています。
下水道管路施設のメンテナンスに関することなら何でもご相談ください。
また、近年は下水道事業の自治体職員数が減少傾向にあり、技術継承や直営部隊の存続などが目下の課題となっているケースがあります。
通常・緊急業務、技術的支援、補完的機能を含めた包括受託など各自治体の現状に合わせた支援業務を行います。
ストックマネジメント計画に応じたトータルコストの軽減・住民サービスの向上・専門的アドバイスなど各種オプションも用意しています。